碁の替え歌作・松本　護
「碁形(ｺﾞｹｲ)」１私の碁形は　よい碁形目はぱっちりと　二眼(ﾌﾀﾒ)あり小さく活きても　愛らしい私の碁形は　よい碁形２わたしの黒石　かよわいね目はちっちゃくて　まだ一眼(ﾋﾄﾒ) ちょっかいされて　いじらしいわたしの黒石　かよわいね３あなたの白石　悪い石あっちこっちと　悪さしてちっとやそっとで　離れな	（文部省唱歌）「人形」のメロディーでどうぞ！（元歌）私の人形は　よい人形目はぱっちりと　いろじろで小さい口元　愛らしい私の人形は　よい人形
「旅愁」１更けゆく秋の夜　　盤の上のわびしき形に　ひとりなやむ恋しや黒石　はずかし生き方夢路にたどるは　　　石の姿（繰り返し）更けゆく・・・２膝うつ手筋に　　壁も破れかなしき思いに　着手迷う恋しや白石　懐かし手つき遥けき彼方に　　碁敵思う（繰り返し）膝打つ・・・	（ｵｰﾄﾞｳｪｲ作曲、犬童球渓作詞）「旅愁」のメロディでどうぞ（元歌）更けゆく秋の夜　旅の空のわびしき　思いに　ひとりなやむ恋しやふるさと　なつかし父母夢路にたどるは　故郷(ｻﾄ)の家路更けゆく秋の夜　旅の空のわびしき　思いに　ひとりなやむ

碁の替え歌

作・松本　護

「碁形(ｺﾞｹｲ)」

１

私の碁形は　よい碁形
目はぱっちりと　二眼(ﾌﾀﾒ)あり
小さく活きても　愛らしい
私の碁形は　よい碁形

２

わたしの黒石　かよわいね
目はちっちゃくて　まだ一眼(ﾋﾄﾒ)
ちょっかいされて　いじらしい
わたしの黒石　かよわいね

３

あなたの白石　悪い石
あっちこっちと　悪さして
ちっとやそっとで　離れな

（文部省唱歌）
「人形」のメロディーでどうぞ！

（元歌）

私の人形は　よい人形
目はぱっちりと　いろじろで
小さい口元　愛らしい
私の人形は　よい人形

「旅愁」

１

更けゆく秋の夜　　盤の上の
わびしき形に　ひとりなやむ
恋しや黒石　はずかし生き方
夢路にたどるは　　　石の姿
（繰り返し）更けゆく・・・

２

膝うつ手筋に　　壁も破れ
かなしき思いに　着手迷う
恋しや白石　懐かし手つき
遥けき彼方に　　碁敵思う
（繰り返し）膝打つ・・・

（ｵｰﾄﾞｳｪｲ作曲、
犬童球渓作詞）

「旅愁」のメロディでどうぞ

（元歌）

更けゆく秋の夜　旅の空の
わびしき　思いに　ひとりなやむ
恋しやふるさと　なつかし父母
夢路にたどるは　故郷(ｻﾄ)の家路
更けゆく秋の夜　旅の空の
わびしき　思いに　ひとりなやむ

もういくつ寝ると

(前奏)
１
もういくつ寝ると　初段かな
初段になったら　盤買って
石も磨いて　打ちましょう
早くこいこい　初段免状

２
もういくつ寝ると　三段か
三段になったら　皆よんで
碁会を開いて遊びましょう
早くほしいね　昇段点

３
もういくつ寝ると　五段かな
五段になったら　ビル買って
碁会所開いて　やりましょう
早くなりたい　高段者

（「お正月」のメロディーで）

（元歌）「お正月」

東くめ　作詞
滝廉太郎作曲

もういくつねると　お正月
お正月には　凧あげて
こまをまわして　遊びましょう
はやく来い来い　お正月

黒白(ｺｸﾋﾞｬｸ)のワルツ

(前奏)
１
急所の一発　つらいけど
仕方がないんだ　クロ（黒石）のため
打って返しで　きれいにきめよう
いいかげんな気持ちじゃ　ないんだよ
いいかげんな気持ちじゃ　ないんだよ
ダメの詰まりが　命とり

２
殺(ﾔ)ってしまうは　つらいけど
仕方がないんだ　シロ（白石）のため
石塔しぼりの　手筋できめよう
はんぱなきもちじゃ　ないんだよ
はんぱなきもちじゃ　ないんだよ
死んでもこの手は　忘れない

３
強くなれる　幸せを
二人で夢見た　ほほえんだ
最後に二間飛びの　ワルツを踊ろう
こんなに愛した　囲碁なのに
こんなに愛した　囲碁なのに
涙にかすむ　黒と白

「星影のワルツ」のメロディーで）

（元歌）星影のワルツ

作詞：白鳥園枝
作曲：遠藤実
唄：千昌夫

別れることは　つらいけど
仕方がないんだ　君のため
別れに星影の　ワルツを歌おう
冷たい心じゃ　ないんだよ
冷たい心じゃ　ないんだよ
今でも好きだ　死ぬ程に